パーソルキャリア(株)様によるアスリート支援

2021年12月18日(土)

当部は、パーソルキャリア株式会社様のご支援ご協力のもと、アスリートキャリア支援のプログラムを実施しています。

今回は今年度最後となる講義で、二部構成で行われました。前半は各学年に分かれてワークを実施し、後半には全体に向けてご講話を頂きました。

今回も非対面形式のオンラインでの実施となりました。

オンライン上で各学年に分かれ、研修を行いました。以下学年毎の研修の様子です。

 

〈一年生〉

一年生は、山田優梨菜さんによる「女性の働き方、仕事を知る」というテーマでお話をしていただきました。

実際に山田さんが経験した挫折。様々な葛藤があったなかでも這い上がり、セカンドキャリアまでたどり着いたお話が印象的でした。
アスリート目線からセカンドキャリアについて教えていただき、将来の選択肢を広げることができました。

〈二年生〉

二年生は、選手としての価値を高めることについて考える時間となりました。

選手としての試合で結果を出す価値だけでなく、地域貢献やサッカー部のイメージアップなど様々な面での選手としての価値のあり方についての講義を聞き、サッカー以外の部分での行動も大切だと感じ考え直すきっかけになりました。

〈三年生〉

三年生は、グループワークと自身の価値について振り返る時間となりました。

グループワークでは3人のグループに分かれ、30枚の紙を1分間でどれだけ高く積み上げられるかというワークをしました。
個人としては、自分の強み、相手(例えば、女子サッカー部や東洋大学など)が求めるもの、競合が提供できないもの の３つについて考えました。学年として３つ目のテーマである競合が提供できないもの(自分にしか提供できないもの)を考えるのに苦戦しました。
自分の強みだけでなく、自分にしかないものを見出していくために、より自分自身と向き合う時間となりました。

　

〈四年生〉

四年生は、大浦征也さんより特別講和として「社会に出る前に」というテーマでお話をしていただきました。

大浦さんの経験に絡めながら、自分自身から主体的に行動を起こしていくことや人脈などの大切さを学びました。
そして、今の社会では女性のチャンスが多くあるということを具体例を挙げながら教えていただき、発信することの必要性を学んだので今後に活かしていこうと感じました。

　

後半は、「人生100年時代のキャリアの築き方」 というテーマでご講話を頂きました。サッカーを中心として生活している私たちが、社会にとって必要とされる人財になるにはどうしたらよいのかを理解することができました。

今回の研修は各学年がテーマに沿って自分達に足りないものを吸収することが出来ました。
競技はもちろん何事にも愉しむことが出来る人財になれるように自分自身と向き合っていきます。

パーソルキャリア株式会社の皆様
本年度もオンラインという形で研修を実現して頂き、 ありがとうございました。
今回の研修で四年生は最後となります。 社会の事を何も分からず、 競技だけに目を向けていた私達に考えるきっかけを与えて
いただきました。 この研修で学んだ事を四月から始まる社会人生活に生かしていきます。

今後とも東洋大学体育会サッカー部女子部のご支援ご声援のほどよろしくお願い致します。